金利って何?
金利って何?
金利って怖いものなの?
借金をするときにどれくらいの金利ならいいの?
金利でどれくらい払うの?
こうした疑問に答えていきます。
金利って何?
お金をどれくらい増やして返すかを決めるものです。
例えば私がアンパンマンから1000円を年利(1年間の金利)10%で借りると、私は一年後1100円アンパンマンに返さなければなりません。
金利って怖いものなの?
金利は非常に怖いものだと思ってください。これが原因で、借金地獄で苦しむことになります。
(※敢えて強い表現をしています。それぐらい金利に注意を払ってほしいからです。)
ただ、自分にあった金利なら利用しても大丈夫です。その時はよーくよーく考えてから利用してください。
また、人にお金を貸す立場になれば金利を用いてお金を得ることができます。みなさんは友人にお金を貸す時、どれくらいの金利をつけますか?
借金をするときにどれくらいの金利ならいいの?
2019年7月においては、これぐらいの金利が適正です。時代によって金利は変動します。
おそらくみなさんが借金(ローン)をするのは、自動車かマイホームだと思うので、この2つを紹介します。
※ローンと借金は同じ意味です。ローンを組む時はよーく考えて組んでください。
■住宅ローンを組むなら0.5%~2%が考えられる範囲です。
※住宅ローンについては別のページで説明します。
■自動車ローンなら2%~4%
ちなみにクレジットカードのリボ払い、2回以上の分割払いだと金利が15%以上なので絶対に利用しないでください。比べると金利が高いことが分かりますよね。その他、消費者金融なども金利が高いです。
金利でどれくらい払うの?
いくつか例をご紹介します。
■2500万円の家を、30年間払い、金利1.5%、毎月10万円払いだと、最終的に約3064万円を支払うことになります。
550万円を余分に払うことになりますね。(この余分に払うお金のことを利息という)
どう思いますか?
■2500万円の家を、30年間払い、金利2%、毎月11万円払いだと、最終的に約3252万円を支払うことになります。
利息が約725万円です。金利が少し違うだけで支払う金額が全然違いますよね。
ちょっとでも低い金利を利用したいなら勉強してネット銀行を利用しましょう↓
〈参考〉
■200万円の車を、5年間払い、金利4%、毎月42000円払いだと、最終的に約225万円支払うことになります。
利息は約25万円です。
■絶対に使ってほしくないクレジットカード分割払いについて紹介します。
クレジットカードで50万円の買い物を、36回払い(三年払い)、にしました。さていくらを最終的に支払うことになるのでしょうか?
最終的に62万円払うことになります。
利息は約12万円です。
■絶対に使ってほしくないリボ払いについて紹介します。
※リボ払いって何?
→リボ払いとはどんだけ買い物しても毎月のお支払金額を1万円にするといった支払い方法です。1万円以外にも2万円や3万円など自由に選べます。
50万円の大きい買い物をクレジットカードのリボ払いでしました。毎月の支払い金額は何とかなりそうな1万円にしました。さて最終的にいくら支払うことになるのでしょうか?
最終的に約79万円支払うことになります。
利息は29万円です。
■リボ払いについてもう一つ紹介します。一番怖いパターンです。
あなたは毎月クレジットカードで3万円のお買い物をしています。1万円なら毎月支払えそうだとリボ払いで毎月の支払い金額を1万円にしました。さて最終的にいくら支払うことになるでしょう?
勘がいい人は気づいたかもしれません。
もしこの生活を3年間続けた場合、借金はおおよそ94万円になってしまいます。ヤバいと思い、クレジットカードの利用をやめたとしても、毎月利息だけで1万円以上になってしまいます。
こうなると、94万円に近い大きな金額を用意できないと、一生借金地獄になってしまいます。
でも、大人になったら毎月3万円ぐらい使う使いますよね。決して他人事ではないので、絶対にリボ払いは使わないでください。
最後に、
歴史上、金利は悪とされてきました。イスラム教、キリスト教では禁止されていました。イスラム教は建前では今でも禁止しています。
だってそうですよね。金利って恐ろしいですよね。だから昔は基本的に禁止されていました。
それが今では金利をとることは普通になってしまいましたよね。
では、いつ、だれが、悪とされてきた金利を堂々と取り始めたのでしょうか?
今後、別にページで紹介します。こうしたことに興味を持つと、自然と世界史、日本史を学ぶことになります。
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