投資信託、NISA、イデコ ごちゃごちゃに理解してませんか? 要点をしぼって紹介!
投資信託、NISA、イデコ(個人型確定拠出型年金)をそれぞれ説明していきます。
老後に向けた資産運用を考えている人はそれぞれの特徴を把握しましょう。
投資信託について
■投資信託とは?
一言で表すと、株式などの詰め合わせセットです。
■どれを買えばいいの?
投資信託は数千個あります。その中でおすすめできるのは10個ぐらいです。それ以外は...私はおすすめしません。
以下の5点を満たした商品がおすすめです。
※わからない用語があるとは思いますが、購入するときはここを確認すれば大丈夫です。
▪️インデックス型
▪️手数料0
▪️信託報酬0.1%~0.3%
▪️分配しない
▪️全世界型
例えば、ニッセイ外国株式インデックスファンドは
▪️インデックス型→⭕
▪️手数料→0
▪️信託報酬→0.10989%
▪️分配→なし
▪️全世界型→⭕
より詳しく知りたい方は山崎元さんの本がおすすめです。
図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください! https://www.amazon.co.jp/dp/4866510420/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_IM6ZDbTZMAW23
■どうやって買えばいいの?
ネット証券の口座を作ってから買いましょう。特におすすめは楽天証券とSBI証券です。作り方は簡単で、ネットで「◯◯証券 口座」と入れればすぐに出てきますのでそこから作ってください。
口座開設ができたら、投資信託を項目に進み、買いたい投資信託を選んで買いましょう。
※積み立て注文で毎月自動的に決まった金額を購入する方法をおすすめします。
■資産運用は投資信託だけでもいいの?
はい。いくつも手は出さず、投資信託だけでも大丈夫です。ただし、良い投資信託を選んでください
NISA(ニーサ)について
■NISAとは?
株式などを売った時に得た利益が非課税になる制度です。
詳細には2種類あり、それぞれ違います。
▪️NISA
▪️積み立てNISA
難しい説明は省いて、今まで全く株式など触ったことの無い人で、老後に向けた資産運用を考えている人は、積み立てNISAを使うことをおすすめします。
■積み立てNISAを使って買えるものは?
投資信託です。
■どうやって買うの?
投資信託を購入方法と同じように、まずはネット証券で口座開設します。すると、開設するときNISA口座か、積み立てNISA口座のどちらか開設するかを選択する項目があると思います。
老後に向けた資産運用を目指している人は積み立てNISA口座の開設をおすすめします。
口座開設ができたら、投資信託を積み立てで購入しましょう。
■投資信託と、積み立てNISAの違いは?
投資信託は金融商品のことです。
積み立てNISAは投資信託の売買益を非課税にするためにある制度のことです。
※補足
イメージは、証券会社には
▪️普通の口座
▪️積み立てNISA口座
▪️◯◯の口座
▪️◯◯の口座
などたくさんの口座があります。
口座とは何かというと、各種窓口みたいなものです。難しく考えず、とりあえずいろんな商品を買うためにはいろんな窓口を開設する必要があると思ってください。
NISA口座はNISA制度を利用するための窓口です。
■結局のところNISAは活用すべきなの?
結論を述べますと、私は次に紹介するイデコがおすすめです。ただし、現在50歳を越えた方は積み立てNISAの活用をおすすめします。
イデコ(個人型確定拠出型年金)について
■イデコとは?
自分で60歳に受け取れるお金(退職金)をつくる制度です。国はなるべく国民自身に老後のお金を用意してほしいため、お得になる特典が用意されています。
どうやって退職金を用意するかというと、毎月コツコツと投資信託を購入して用意します。
■特典とは?
①毎月コツコツと積み立てた金額分が、課税金額から引かれます。例えば毎月1万円積み立てた人は毎年2万円ぐらい税金が安くなります(年収400万円ぐらいの人)
②60歳でまとめてお金を受け取った時に、元本の数百万円分までは非課税となります(退職所得控除という制度があり、正確には個々によって異なります。)
③運用益が非課税となります。
■イデコで買えるものは?
投資信託が買えます。
買える投資信託は国の審査を通過したものだけなので、悪徳な投資信託は買えないようになっています。
投資信託の選ぶ基準は前述した内容を参考にしてください。
■投資信託とイデコの違いは?
投資信託は金融商品のことです。
イデコは自分で退職金を用意する制度のことです。用意するための方法として投資信託を買います。
まとめ
投資信託、NISA、イデコをざっくり理解できたでしょうか?
老後に向けて資産運用する方は、まずはイデコの利用を検討しましょう。
次に積み立てNISAの利用を検討しましょう。
そして、イデコにしろ、積み立てNISAにしろ、購入する投資信託をしっかりと選んで買いましょう。
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