私が保険や他金融商品を売るファイナンシャルプランナーにならなかった理由
結論から書きますと、日本で一番お客様に寄り添ったパートナーになるためには、そうするしかなかったからです。
銀行、証券会社、保険会社の商品の仕組み、利益の仕組みを知れば知るほど、ほとんどの金融商品は販売者側の利益になっても、契約者側のメリットは少ない、あるいはないということが分かったからです。
※もちろん、中には本当におすすめできる商品やサービスはありますが、本当にいい商品ほど、販売者の利益は少ないので、営業マンはほとんど売り込みません。これは利益を求める構造状仕方のないことです。
このように商品を売る立場になると、どうしても販売者が儲かる商品を売ることが目的となってしまい、本当の目的であるお客様のためのご提案ができなくなってしまいます。こうした背景があり、私は商品を売らない、どこともしがらみのないファイナンシャルプランナーを選択しました。
興味を持っていただけた方はこの先もお付き合いいただければ幸いです。
私がどのように金融や経済、銀行、証券、保険について学んできたのかをご紹介させていただきます。
大学は金融、経済とは縁遠い農学部所属でしたが、この頃から保険、証券、銀行という分野に興味を持ち、その儲けの仕組みに疑問を持っておりました。当時、第二次安倍政権が発足し、アベノミクスという言葉が流行っており、金融緩和や財政政策について調べたり、その繋がりでリーマンショックについて調べたことが影響していたのだと思います。
大学卒業後は製薬会社に就職し、これまた金融や経済とは縁遠い先でしたが、貯金したお金で株式取引や外国為替証拠金取引(FX)、その他金融商品の取引を実際に行なう中で、金融、経済、銀行、証券について実践を通して学びました。当時はお金儲けするつもりで、関連することを真剣に学んでいました😅何事も真剣にやると多くのことを学べますよね😅
この経験で、為替、金利、金融商品、経済指標、世界経済、簿記・会計など、お金に関する知識を身につけました。
また、給与明細に乗っている知らない言葉に興味をもち、それらを調べることで、税金や社会保険制度について学びました。
(製薬業界で働いておりましたので、社会保険制度については把握しているつもりでしたが、お金の視点から社会保険制度を学び直すことには大変意味がありました)
社会保険について学ぶと、これだけの公的保険があるのにどうしてみんな民間保険に加入するのか疑問をもち、徹底的に保険商品を調べることで、今の売られている保険商品の真実を知ることになりました。
このように、実際の経験や、日々の暮らしの中で、金融、経済、銀行、証券、保険についての知識、知恵を培ってまいりました。
もちろん、この他に国家資格の取得や、100冊以上の書籍を読むことで、知識のブラッシュアップを行っておりますが、やはり、実際の経験を通じて学んだことが根底にあります。
こうした経験を通じて分かったことは、本当にお客様に寄り添ってお金のアドバイスをするところがない、ということでした。今の銀行、証券会社、保険会社はその役目を果たせていないと。
だったら、私が誰もが安心して、お金のことを相談できる場所を作ろうと思い、家計のパーソナルトレーナー事業へと繋がっています。
最後に、繰り返しになりますが、私が商品を売るファイナンシャルプランナーにならなかった理由は、日本で一番お客様に寄り添った家計のパートナーになるというビジョンを達成するためです。
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