原油価格 さらに急落 一時マイナス価格へ

2/10午前10時頃に原油価格が、
1バレル(約160リットル)あたり20ドル(2200円)から、
1バレルあたりー40ドル(-4400円)に急落した。

なぜ、マイナス価格になったのか?

理由は2点あげられます。

①原油がありすぎて、ゴミ同然とみなされたから。

そもそも、マイナス価格になるということは、原油をもらった側が、さらにお金をもらえるということです。

たとえば、ゴミ収集業者はゴミをもらう(回収)することでお金をもらいますよね。いわゆる、一時的に原油がありすぎて困るから、ゴミ同然の扱いになってしまったということです。
※価格は現在20ドル付近に戻っている。

なんでありすぎて、ゴミ同然と見なされてしまうかと言えば、石油を保存できる場所の限りがあるとして、その保存できる範囲を超えて原油をつくってしまっているからです。


②市場心理によって、売りが売りをよんでしまったから。

私はこちらが主な理由だと思いますが、金融市場では必要以上に買われたり、売られたりすることが頻繁に起こります。そうしたそうしたやり取りの中で市場価格が形成されていくので、当然ともいえるのですが、今回のようにー40ドルまでいってしまったことには大変驚いています。

マイナス価格になることにどうしても納得いかない方は、逆指値注文、ストップ注文あたりの仕組みを調べれば解決するかと思います。

ここ最近の値動きと背景


ここ最近は40ドル/1バレルから80ドル/1バレルで推移していました。

2020年3月に20ドル/1バレルへ下落がすすみ、今回4月20日にー40ドル/1バレルに急落し、現在は20ドル/1バレルに戻しております。

20日に急落する前に、各国で減産に向けた合意が進んでいたという背景もありましたが、今回このようなことが起こってしまいました。

原油価格が不安定になることは、世界経済の不安定に直結することから、このような事態になったことは今後の世界経済にとって残念でなりません。

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