7/2 面白い経済指標
※コメントは一言でその指標が示すことを表現しています。あくまでも参考として捉えてください。
■日本10年国債 年利回り -0.148%
→銀行が国に100万円貸すと、1480円損します。
なぜ貸すのでしょうか?ご一考ください。
※一般の私たちが買う個人向け国債は別です。この個人向け国債の年利は0.05%が下限とされています。
■日本無担保コール翌日物 -0.071%
→現在、実質的に国の政策金利となっています。
■金1グラム 5238円
■ビットコイン 106万5000円付近(14時40分頃)
■マネタリーベース(前年比)
→日本のお札の量(円)が一年前より4%増えました。
さて、みなさん日本にはどれくらいお札があるのでしょうか?
→答え
2019年現在のはおよそ500兆円あります。
ちなみに20年前はおよそ60兆円です。
10年前はおよそ100兆円です。
5年前はおよそ250兆円です。
お札の量(円)は日々増えているのです。
金融緩和とはお札の量(円)を増やすことです。
2012年末にアベノミクスで大規模な金融緩和が開始され、日本のお札の量(円)はおよそ4倍になりました。
なんでお札の量が増えているのに物価がそんなに変わってないの?
なんでお札の量が増えているのにみんな裕福になっていないの?
なんで金融緩和でこれ以上お札を増やす必要があるの?
興味を持たれた方は是非調べてみてください。
参考サイト
https://www.boj.or.jp/statistics/boj/other/mb/mblong.xlsx
日本銀行 公式サイト マネタリーベースより
また、
お札の量(マネタリーベース)と、
日本にあるお金の量(マネーストック)は異なります。
※ここを理解するには信用創造を理解する必要があります。
現在のお札の量は500兆円ですが、
日本にあるお金の量は1000兆円です。
本当はマネタリーベース、マネーストックの定義を丁寧に解説する必要があるのですが、大まかに理解するといことで、ざっくりこのように理解してください。
追加で、アメリカに目を向けてみましょう。
アメリカのお札の量(ドル)はいくらなのでしょうか?
→答え
(ざっくり1ドル100円だとして)
2019年現在320兆円あります。
20年前は50兆円、
10年前は200兆円、
5年前は400兆円です。
何か違いは見えたでしょうか?
この違いから、現在のアベノミクスでなぜ金融緩和をしているのかがわかってくるかもしれません。
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