持ち家の方へ 火災保険、地震保険の選び方 実例から紹介 自分に合った保険にすることで50万円も安くなる!?

皆さん、火災保険にしっかり加入しているでしょうか?火災保険はしっかり加入しておきましょう。地震保険は火災保険のセットとしてつける保険ですが、個人的には不要であると考えています。


以下の記事で、入っておくべき保険の一つとしてご紹介しておりますのでご参考ください。


さて、本日ですが、

「全然ちがう火災保険(地震保険)の料金」

ということを書いていきたいと思います。
※あくまでも一つ事例としてご参考いただければと思います。

物件や立地など前提とする条件と、それに応じた補償の決め方

■物件
▪️購入時の建物価格2000万円
▪️築20年
▪️丘や高台にあり、土砂崩れの危険性が低い(県が公表しているハザードマップを参照して)
▪️津波は来ない地域(ハザードマップ参照)
▪️自宅に高級家財がたくさんない。

このような条件として、補償内容を考えていきます。

まず、築20年の物件の価値は購入時の0円~1/10に下がることがほとんどです。購入時2000万円の建物なら0円~200万円程度になってしまいます。
抑えておくポイントとしては、

・購入時の価格→新価 
火災保険はこの金額を支払ってくれる

・現在の価格→時価
地震保険はこの金額を支払ってくれる

このように、地震保険は築年数が古い建物にはあまり意味がありません。ということで、今回のこの物件には地震保険はなしでいいということが考えられます。


次に、丘や高台にあることから水災の補償が不要と考えられます。水災は、台風などのときに、床下浸水したり、土砂崩れで損害を受けた時を想定したおります。今回のケースでは不要と判断しました。

家財保険は万が一を補償する性質の保険ではないため、家財保険は不要と考えます。
※家財保険が不要というと、抵抗がある方がいらっしゃるかと思いますが、万が一、火事で家が燃えた場合は2000万円が支払われますので、わざわざ家財保険をつける必要性は低いです。


本当は、もっと細かいですが、料金の大きな分かれ目になるポイントはこれで抑えられてるので、今回はざっくりと、このような条件の下で考えていきます。


50万円以上異なる火災保険(地震保険)の見積り


↑で今回の物件で必要な火災保険の補償内容について考えてきました。
この条件で、各社に見積を出すと、10年契約の保険で約12万円~16万円ぐらいです。


では、自分で必要な補償内容を把握することなく、保険会社に火災保険の見積りをお願いするとどれくらいの見積りとなるでしょうか。もちろん、保険会社は細かい状況を知ることはできないので、一般的とされる補償内容で見積りを行います。

そうすると、なんと、10年契約の保険で約60万円~110万円の見積りが届きます。
これだけ金額に差が出る理由としては
▪️地震保険の有無
▪️水災補償の有無
▪️家財保険の有無
▪️その他様々な条件の違い
などがありますが、上記で考察したように、これらの補償はなくても大丈夫ということがわかっています。


このように、しっかりと自分の物件について知り、火災保険の補償内容を知ることで、10年間で50万円~100万円を安くすることができます。

まとめ

しっかりと火災保険の補償内容を考えることで、ひとによっては年間10万円近くも安くなるかもしれない。

一度、火災保険について真剣に考えてほしく思います。



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